「平安四段」
矢澤敏彦師範から
特に注意すべき箇所の解説等があったので、記述する。
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第1挙動 |
右後屈立
左背腕左側面上段横受 右前腕額前横構
・側面上段は横受け、前腕額前は横構え
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第3挙動 |
左前屈立
下段交叉受
・両手首を組みながら、下腹部前へ突伸ばし蹴脚の向脛(むこ
うずね)、足首に近い部位を受け、でばなを押さえるような
気持ちで、歩幅広めに、腰をやや低く、下腹をつきだす
左前前屈立とする
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第7挙動 |
左前屈立
左掌に右前猿臂
・右前腕で脇腹をするようにして内転しつつ、右肘を胸前に
突出し、右拳は左乳につけ、右肘を左掌に打ちつける
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第11挙動 |
左膝屈
左手刀左方下段を払いながら左掌上段受
右手刀上段外回し打
・両足の位置はそのまま、左手刀で左正面下段を払いなが
ら、左掌は下から回して額前(甲後方)へ上段受けする
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第13挙動 |
右足前交叉立
右裏拳縦廻し打 左拳左腰 ”気合”
・蹴足をかいこんだまま、いったん左手を顎前に伸ばし(甲上
向)、右拳を胸前に引き(甲前向)、前方正面へ一歩半飛
込み右脚を屈して体重を支え、左足を右踵の後ろに交叉
して右足前交叉立になると同時に、左で相手をつかみ引き
よせるようにして握りしめながら左拳左腰に引き、右拳は
左掌の後を追うように胸前から顔の前に縦に半円を描
いて回し人中(上顎)の前へ右拳回し打ちする
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第14挙動 |
右後屈立
両拳中段掻き分け受
・右脚を軸として左回りに左足を後方左斜めにすり出しつつ、
左右両前腕を胸前で交叉しながら、左右に掻分けて、両肘
はそれぞれ脇腹の前に、肘と脇腹の間隔およそ拳一握
り半の位置に、肘をおおむね直角に曲げて、両拳の間
隔は肩の幅位いに、ゆっくり、しぼるように力をこめて、
右後屈立、両拳中段掻分け受けする
両拳掻分けは両拳を交叉するや否や左右に?き分ける
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第15挙動 |
左脚立
右上段前蹴蹴上
・両脇を締めたままで、左膝を曲げ腰を左足の上に移しな
がら、右膝を胸前に高くかいこみ、上足底で両拳の間
を高く蹴上げ、直ちに引きよせる
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第25挙動
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左脚立
右膝槌(ひざつち) 両拳右膝両側 ”気合”
・第24挙動右後屈立、左中段諸手受の姿勢から、両足の
位置そのままで、直ちに両手で相手の後頭部をつかみ
引きおろすような気持ちで、両掌を握りしめながら左脚
立となり、高く上げた右膝の両側へ両掌を引きおろし、
右膝槌をする
(注意事項)
左前屈立になりながら両手を上げ、ついで両拳を引き
おろしながら右膝槌をするのではない
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